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峰原 英介; 羽島 良一; 飯島 北斗; 菊澤 信宏; 永井 良治; 西森 信行; 西谷 智博; 沢村 勝; 山内 俊彦
Proceedings of 27th International Free Electron Laser Conference (FEL 2005) (CD-ROM), p.305 - 308, 2005/00
原研高出力ERL-FELは10kWよりも高出力高効率FELに拡張された。これは原子力エネルギー産業、とその他の重工業たとえば防衛,造船,化学工業,環境科学,スペースデフリ処理,エネルギー伝送などのために開発されたものである。波長可変,高効率,高平均出力,高ピーク出力,極短パルスを実現するために、エネルギー回収配位を持つ原研独自のコンパクト,自立式,無蒸発型超伝導リニアックによって駆動される効率的な高出力のFELが必要である。このERL-FELに関する議論はこの10kWアップグレードの現状と原子力発電所の廃炉措置を行うための非熱剥ぎ取り,切断,穿孔などの応用と、また小さな立方体の低炭素ステンレス鋼を用いて、定常運転状態での原子力発電所における冷間加工応力腐食割れ故障予防の原理検証を成功裏に実行できたことについて述べられる。
倉田 有司; 中島 甫
Journal of Nuclear Materials, 228, p.176 - 183, 1996/00
被引用回数:12 パーセンタイル:70.53(Materials Science, Multidisciplinary)固溶化処理状態及び20%冷間加工状態のハステロイXRのクリープ特性を、800、900、1000Cで調べた。800Cでは定常クリープ速度及び破断延性は20%の冷間加工により減少し、破断寿命は増加する。900Cでもそれらは減少するが、破断寿命への有益な効果は消失する。20%の冷間加工は導入された高密度の転位により800及び900Cでクリープ変形抵抗を高める。1000Cでは、20%冷間加工材の破断寿命は、クリープ中に起こる著しい動的再結晶により、短くなり、また定常クリープ速度は大きくなる。このような冷間加工効果は、高温工学試験研究炉の高温構造物の設計及び運転において考慮すべきである。
倉田 有司; 中島 甫
Journal of Nuclear Science and Technology, 32(6), p.539 - 546, 1995/06
被引用回数:7 パーセンタイル:59.15(Nuclear Science & Technology)固溶化処理、10%あるいは20%冷間加工したハステロイXRのクリープ特性を800~1000C、約2500ksまでの時間で調べた。10%あるいは20%冷間加工すると、800及び850Cでは、定常クリープ速度及び破断延性は減少し、破断寿命は増加した。900Cでは、10%冷間加工材の破断寿命は固溶化処理材より長くなるが、HTTRの中間熱交換器の最高ヘリウム温度である950Cでは、両者の破断寿命はほぼ同じであった。破断寿命と定常クリープ速度に及ぼす10%冷間加工の有益な効果は、1000Cでは消失した。20%冷間加工材ではその効果は広範な動的再結晶のため950Cで消失した。この合金の破断延性は10%または20%の冷間加工により減少するが、1000Cではかなり回復する。HTTRの高温構造物の設計、寿命評価において、これらの冷間加工効果を考慮すべきであることが強調されている。
山川 浩二*; 前田 裕司
Scr. Metall. Mater., 32(7), p.967 - 970, 1995/00
加工したPd中の水素の移動エネルギーを50K近傍で電気抵抗の測定により調べた。以前にPd合金中の水素、重水素の50K近傍の活性化エネルギーを測定した結果、合金中の不純物濃度により水素、重水素の移動エネルギーは増加し、これは水素、重水素原子は不純物原子にトラップされていることがわかった。本論文は加工によって導入された転位と水素原子との相互作用を調べた。水素を注入後、100Kから4Kに急冷して、その後50K近傍の各温度で等温焼鈍で電気抵抗の測定から活性化エネルギーを求めた。結果は50K近傍では水素の移動エネルギーは加工によっては変わらないことがわかった。
倉田 有司; 中島 甫
JAERI-Research 94-004, 30 Pages, 1994/08
ハステロイXRの固溶化熱処理材、10%及び20%冷間加工材を用いて、800~1000Cで約2000ksまでのクリープ試験を行い、クリープ特性に及ぼす冷間加工の影響を検討して以下の結果を得た。(1)本実験の範囲では、10%冷間加工材のクリープ破断時間は、950C以下で固溶化熱処理材の強度水準を上回っている。950C及び10%の冷間加工は、高温工学試験研究炉の中間熱交換器の最高使用温度及び部材の最大加工度である。(2)20%冷間加工材のクリープ破断時間は、900Cを超えると、固溶化熱処理材より短くなる。(3)破断延性は冷間加工材の方が小さくなる。(4)800~900Cでは、10%及び20%冷間加工材の最少クリープ速度は固溶化熱処理材より著しく小さくなる。(5)1000Cにおける冷間加工材のクリープ破断強度の低下は、クリープ変形中に起こる広範な動的再結晶によって説明される。
倉田 有司; 中島 甫
JAERI-M 94-022, 28 Pages, 1994/02
20%冷間加工及び固溶化熱処理を行なったハステロイXRそれぞれについて、800、900及び1000Cでクリープ試験を行った。得られた結果は以下のとおりである。(1)20%冷間加工材のクリープ破断時間は、固溶化熱処理材に比べ、800Cでは長くなり、900Cではほぼ同程度、1000Cでは逆に短くなる。(2)破断延性は20%冷間加工材の方が低くなる。20%冷間加工材についてこの値は900Cで最も低くなる。(3)固溶化熱処理材及び20%冷間加工材ともに高温では非古典的なクリープ曲線が観察された。(4)800及び900Cでは20%冷間加工材の最小クリープ速度(Em)は固溶化熱処理材の1/20~1/50となるが、1000Cでは逆に20%冷間加工材のEmは固溶化熱処理材の2倍程度に上昇する。(5)20%の冷間加工は、800及び900Cではクリープ変形に対する大きな抵抗となるが、1000Cではクリープ強度の著しい劣化をもたらす。
倉田 有司; 浜田 省三; 中島 甫
Proc. of 10th Int. Conf. on Strength of Materials; ICSMA 10, 0, p.677 - 680, 1994/00
固溶化熱処理状態及び20%冷間加工状態のNi-22Cr-18Fe-9Mo合金(ハステロイXR)のクリープ特性を800,900及び1000Cで調べた。得られた結果は以下のとおりである。(1)800Cでは20%冷間加工により定常クリープ速度及び破断伸びは減少し、破断寿命は増加する。(2)900Cでは20%冷間加工によりそれらの値は減少するが、破断寿命の延長効果は消失する。これは定常クリープ速度の減少効果に比べ、破断伸びの減少が大きくなったためである。(3)1000Cでは逆に固溶化熱処理材に比べ20%冷間加工材の定常クリープ速度は増加し破断寿命は短くなる。これは1000Cでは20%冷間加工材のクリープ中に著しい動的再結晶が起こるためである。
斎藤 伸三; 星野 裕明*; 塩沢 周策; 柳原 敏
JAERI-M 8586, 32 Pages, 1979/12
本稿はNSRRにおいて計6回行ったジルカロイ被覆管の熱処理条件を変えた燃料破損実験の結果についてまとめたものである。本実験は照射脆化した被覆材の模擬を目的とした冷間加工被覆材燃料と、被覆管を完全焼鈍により軟化した完全焼鈍被覆材燃料を用いて被覆材の熱処理の相違が反応度事故条件下における燃料破損挙動に及ぼす影響を調べることを目的としたものである。実験の結果、単なる冷間加工材では照射脆化を完全に模擬出来ず被覆材の昇温により焼鈍されるため標準の熱処理を行なった被覆材燃料と比較して、破損しきい値、破損機構、変形挙動、被覆管温度挙動および被覆管酸化などいずれをとってもほとんと相違はなく、完全焼鈍材燃料についても標準燃料の実験結果と大差はなかった。
反応度安全研究室; NSRR管理室
JAERI-M 8259, 91 Pages, 1979/05
本報告書は、1978年7月から同年12月までにNSRRにおいて実施した燃料破損実験の結果およびその考察等についてまとめたものである。今期実施した実験は、標準燃料試験(燃料伸び測定試験、燃料棒支持構造効果試験等)、燃料パラメータ試験(加圧燃料試験、特殊熱処理材被覆燃料試験等)、冷却条件パラメータ試験(冷却水温パラメータ試験、強制対流試験、バンドル燃料試験等)および欠陥燃料試験(浸水燃料試験)の総計48回である。
古田 照夫; 川崎 了; 長崎 隆吉
Journal of Nuclear Materials, 47(1), p.65 - 71, 1973/01
被引用回数:6加工度を0、10、20、30%と変えた316ステンレス綱の試験片に、サイクロトロンで7.510(原子比)Heを注入した後、650Cでクリープ破断試験および引張試験をおこなった。その結果、クリープ破断応力は加工とともに増加するが、Heを注入することによってどの加工度においても減少することが認められた。また、破断伸びは10%加工材が他の加工材に比べ、Heによる伸びの減少を受けにくいこと、さらに歪速度の遅い方がよりHeの影響を大きく受けていることがわかった。組織の観察から、Heにもとずく脆化に対して、Heと転位の作用の方が、Heが炭化物に捕集される効果よりも影響が大きいことが予想された。
奥田 重雄; 高村 三郎
Phys.Lett.,A, 25A(1-2), p.239 - 240, 1967/00
抄録なし